救急隊・医療機関とのコミュニケーションアプリの運用開始について
江津邑智消防組合ではICT技術を導入することで、救急隊と医療機関が相互連携を行い、救急現場から傷病者の情報、状態を共有する体制を構築し、令和7年3月10日(月)から消防組合管内(江津市・川本町・美郷町・邑南町)の救急隊9隊が済生会江津総合病院(江津市)、公立邑智病院(邑南町)との間でコミュニケーションアプリの運用を開始します。また、江津消防署の救急隊については、救急車内の映像を搬送先の医療機関が確認できる、ネットワークカメラを試験的に運用します。
ITC技術の導入のメリットとして、今までは医療機関に到着して、初めて医師が傷病者の状態を把握できていましたが、救急現場から傷病者の情報や画像を共有することで、早期に診察、治療の判断が可能になります。このことから、必要に応じてケガの状態などを撮影し、医療機関と情報共有する場合がありますので、住民の皆様にはご協力をお願いいたします。
当消防組合では、このように地域住民の安心、安全を守るため救急業務の高度化に努めています。今後も当消防組合の救急業務にご理解、ご協力をお願いいたします。