車両運転習熟訓練を実施しました。
2016年12月19日
車両の感覚や特性を理解し運転技術の向上を目的として平成28年12月14日、15日の2日間、旧済生会江津総合病院跡地を使用して訓練を行いました。
救急車で搬送中の傷病者の気持ち体験するため、ストレッチャー上へ傷病者役を乗せての運転訓練。発進時より停止時の負担が大である事を体感。傷病者搬送中は危険を予知し、道路状況等を加味した速度で安全かつ傷病者の負担がかからない事を念頭に置き、走行する重要性を理解できました。
車幅感覚を養う事を目的に廃棄ホースを重ねて厚みを出し、車両が乗り上げた感覚を感じ取れるよう一本橋走行訓練。
車両位置合わせでは、バックモニターを見ずサイドミラーだけで停止位置へ後進し、車両の長さや左右ミラーの見え方の違いを体験。
ステーションワゴンタイプのマニュアルミッションで、狭い箇所から脱出する通称タコツボ訓練を実施しました。運転する車の位置、ハンドルの切り方、バックする位置などの動きをイメージしながら運転することが大切になります。
私たちが運用している車両は様々な大きさ、それぞれの特性があります。今回は時間制限は設けませんでしたが、緊急の現場では安全、正確、迅速性が求められます。運転技術を習熟し、助けを求めている人達に満足して頂ける様、訓練を重ねて行きたい。