救急救命士薬剤投与実技試験を実施しました

2024年08月19日

 令和6年8月13日(火)に救急救命士2名の薬剤投与実技試験を実施しました。この試験に及第した後、島根県MC(MC:メディカルコントロール)の認定を受けると、医師の具体的指示下において心肺停止状態の傷病者に「アドレナリン」という心臓の働きを強める薬を投与することが可能となります。

【試験風景】

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 試験では、「末梢静脈路確保」、「アドレナリン投与」に関する準備や手技に対して、20項目近い審査基準を評価します。

 薬剤投与の適応と確実な手技が行われるかについて、浜田・江津地区MC医師である済生会江津総合病院の佐々木拡志医師に評価をいただきました。

 受験者は本薬剤投与実技試験で合格の評価を受けたため、今後、実際の救急現場において処置を行い、救命率の向上に向け取り組んでいきます。

 このように当消防組合は救急業務の質の向上を目的に、様々な取り組みを行っております。住民の皆様には救急車の適正利用をはじめ、当消防組合の救急業務に対するご理解とご協力のほど、よろしくお願いします。