救急隊員の生涯教育について
令和元年8月10日に、浜田・江津地区救急業務連絡協議会(通称メディカルコントロール協議会:MC協議会)主催による外傷プログラムの再教育コースを、松江市立病院の梶谷真司医師をコースメディカルディレクターとして迎え、当消防組合消防本部で開催しました。
この外傷プログラムには、梶谷医師のほか、当消防組合に所属する救急隊員や同メディカルコントロール協議会である浜田市消防本部の救急隊員が指導に加わり、地域の実情に応じた救急現場での対応能力を向上させるための教育が行われました。
昨今の外傷における受傷機転は多様化しており、瞬時の判断と臨機応変な活動が求められています。受講者は当消防組合所属の救急隊員だけではなく、浜田市消防本部の救急隊員、さらには通信指令課員や救助隊員も加わり、それぞれの分野としての考え方を共有するとともに、的確な指導のもと自身のスキルや隊活動を再確認し、知識の整理を行いました。
救急業務における住民の皆様方の期待は高まっております。その負託に応えていくため、当消防組合は様々な教育プログラムを行い、質の担保に努めてまいります。
住民の皆様方には、各消防署所が開催する救急講習等の受講をお願いするとともに、救急業務に対するご理解をいただきますようお願いします。