第38回山陰救急医学会への参加について

 令和元年8月31日に第38回山陰救急医学会が島根県済生会江津総合病院主催により江津市総合市民センターで行われました。                        

 本学会では、「地方における病院間連携」をテーマに行われ、地域医療の在り方について考えるべく、医療従事者を主として多くの方が参加しました。
 

 当消防組合からは、救急活動セッションに座長を1名派遣するとともに、3名が演題発表を行いました。座長はセッションの円滑な進行を行い、発表者は自身が経験した事案を研究・検証し、その結果を発表しました。我々救急隊員は一事案ごとに振り返りや検証、それに基づく訓練を行っていますので、本学会で発表した内容を救急隊員全体で共有し、一定の集合知を形成するよう努めていきます。
 

 また、座長や発表とは別に、本学会に生涯教育を目的として40名を公務派遣しました。教育の場を確保することで、知識や倫理性、自律性、専門性の成長を促し、判断能力の向上、他機関との連携強化等、救急水準に適ったより質の高い救急業務が遂行できるものと当課は考えております。
 

 当消防組合は、今後も救急隊員育成のため様々な取り組みを行い、皆様方の負託に応えるべく、業務を遂行してまいります。住民の皆様も、当消防組合の救急業務に対するご理解とご協力をいただきますようお願いします。

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