邑南町立石見中学校職場体験学習受入れについて

令和元年9月19日、20日の2日間、邑南町立石見中学校の生徒3名が川本消防署石見出張所で職場体験学習を行いました。

　所長から消防士の委嘱状を授与され、消防の救助服を着用し、緊張した面持ちで2日間の体験が始まりました。　

　1日目は、江津邑智消防組合の概要、車両点検要領、救急資機材の説明、救急隊員体験、午後からは普通救命講習を受講しました。

【消防職員委嘱状授与式】

2日間、自分自身の身を守る救助服に袖を通し、感じたことがたくさんあったようです。

【車両点検】

毎日の業務である車両点検を体験しました。緊急車両のライトやサイレンなどに異状がないかを丁寧に確認しました。

救急車内の資機材点検を行い、常に現場で使用できるよう点検することの大切さを学びました。

【救急隊員体験】

救急隊員の一員として、現場活動シミュレーションを行いました。聴診器を使用し実際に心臓の音や呼吸の音を聴きました。

【普通救命講習】

一人でも多くの傷病者を救うために、心肺蘇生法やＡＥＤの取り扱いなど必要な知識、技術を3時間かけて学びました。

　2日目は、結索訓練、防火衣着装体験、放水訓練、石見中学校の予防査察を実施しました。

【結索訓練】

 もやい結び、巻き結び、座席結びなど消防活動で使用する基本的な結索を学びました。

【防火衣装着、ホース延長、放水訓練】

消防の基本である「集まれ」、「番号」などの各個訓練も取り入れました。

防火衣の重さや、ホースを真っすぐ伸ばす難しさ、放水の反動を体験しました。

最後に

川本消防署石見出張所では、職場体験学習を通して消防業務の特殊性だけでなく、やりがいも感じてもらえるよう、今後も可能な限り受入れをしていきたいと考えています。