消防ポンプ自動車の車両更新について
令和元年度車両更新整備事業により、令和2年3月に川本消防署石見出張所の消防ポンプ自動車(車両名:石見ポンプ1)を更新しました。
今回更新した消防ポンプ自動車は、株式会社モリタ製で、圧縮空気泡消火システム(CAFS装置)を搭載しています。このCAFS装置は、消防車内で水と泡薬剤を混合し、圧縮空気を含んだ泡を放射することができるものです。
このシステムは、少ない水量でありながらも、高い消火性能を発揮するとともに、水損や延焼の防止にも一定の効果があるとされています。
当消防組合としては、このCAFS装置を搭載した消防用自動車が4台目となりますので、火災発生時には各消防隊や消防団が連携し、車両の特性を生かした高度な消防戦術が展開されていくことに期待をしています。
また、当地域においても住宅構造の変化に伴って火災性状も変化してきていることから、これらに対して的確に対応することを目的に、熱画像直視装置も導入しました。
当消防組合は、地域住民の皆様方の生命、身体や財産を火災から保護し、災害による被害の軽減化を目的として、一意に消防業務の遂行に邁進しております。
住民の皆様方には、火災予防をはじめ、当消防組合の業務にご理解とご協力をいただきますようお願いします。