洪水対応訓練を行いました
令和2年10月19、20日の両日にわたり、当消防組合各消防署所に勤務する隊員を対象とした洪水対応操船訓練を行いました。
この洪水対応操船訓練は、先月岡山県で開催されたIRB(Inflatable Rescue Boat)ベーシックコースに公務派遣した職員2名を指導者として、急流や洪水時における効率的かつ安全な救助活動を行うための技術を学びました。
当消防組合は、「中国太郎」の別名を持つ一級河川江の川が管内を流れ、近年では平成30年、令和2年と河川氾濫による災害が発生していますので、河川氾濫時における対応能力の向上に向け、現在注力しているところです。
今回の訓練場所は江の川河口ということもあり、静水域での操船訓練となりましたが、細かな旋回により水面の流木を避け、要救助者を安全に救助していく操船訓練を中心に行い、一定の技術を身に着けることができました。
今回参加した隊員は、習得した技術を各署所に持ち帰って伝達することで、今後は全隊員の共通認識となっていくことが期待されます。
このように当消防組合では、災害現場での対応力向上のため、様々な取り組みを行っています。住民の皆様方には、消防業務に対するご理解とご協力をいただきますようお願いします。