救助技術錬成会を開催しました

 江津邑智消防組合では、令和2年11月19、20日の両日にわたり、令和2年度救助技術錬成会を開催しました。
 この救助技術錬成会は、いかなる災害現場においても、要救助者を安全確実かつ迅速に救助するため、消防救助活動に必要な体力、精神力、技術力を養い、かつ競い合いながら相互に学び、総じて当消防組合の救助技術の高度化を図ることを目的として行ったものです。
 参加署所は、救助隊を配置する江津消防署及び川本消防署、そして救助資機材を積載して活動する羽須美出張所とし、川本消防署と羽須美出張所については混成チームとして実施しました。
 

 訓練内容は、当消防組合管内で発生することの多い低所救助をブラインド方式で行いました。訓練開始直前に、10m下にいる要救助者を水平状態で救助することを付与し、救助活動が開始されました。想定を付与された救助隊長は、現場や要救助者の状況から、最善の救助方法を選択して隊員に指示し、設定時間内にそれぞれの方法で適切に要救助者を救助しました。
 また、想定訓練後は、今年度配備した資機材の履修状況を再確認するため、垂直に設定したロープの登降訓練を行いました。
 

 2日間で4つの部隊が想定及び登降訓練を行いましたが、要救助者救出までの時間や、操作点が最も優れていた江津消防署消防第2係隊が優勝しました。
 

 当消防組合では、消防救助技術の維持向上のため、様々な取り組みを行っています。住民の皆様方には、消防業務に対するご理解とご協力をいただきますようお願いします。

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              優勝した江津消防署消防第2係隊