土砂災害対応訓練を実施しました
令和3年2月4、5日の両日にわたり、江津市渡津町の江の川河川敷において、当消防組合緊急消防援助隊派遣登録職員による土砂災害対応訓練を実施しました。
この訓練は、毎年全国各地で発生し、激甚化、長期化の傾向にある土砂災害に対し、あらゆる過酷な状況においても災害からの被害軽減を図るため、対応技術を維持向上させていくことを目的に、2日間で18名の救助隊員が参加して行いました。
訓練は、感染防止対策を徹底しながら、応急土留め作成訓練を行って基礎技術を確認した後、想定訓練を行いました。
想定訓練は、地震による大規模土砂崩れが発生し、複数名の生き埋めがあるとの内容で活動を開始しました。救助隊は、指揮者を中心として任務分担を明確化し、現場の評価、安全管理、要救助者の確認を行い、資機材とマンパワーを駆使して、砂中に埋まった要救助者を的確かつ迅速に救助しました。
また、訓練後は振り返りを行い、より良い活動を行うための方法を検討しました。
このように、当消防組合は様々な訓練を行い、救助技術の高度化に向けて一意に取り組んでいます。
住民の皆様方にあっては、当消防組合の業務にご理解とご協力をいただきますようお願いします。