令和3年度第1回救急カンファレンスを開催しました

 江津邑智消防組合では、令和3年10月14日(木)、15日(金)の2日間、救急業務に携わる職員研修の一環として救急カンファレンスを開催しました。

今回のカンファレンスは、「接遇」、「情報伝達」、「トラブル対応能力の向上」をテーマに、当消防組合警防課救急高度化推進係の指導救命士が受講者に対し救急隊長研修を兼ね、講義を行いました。

救急現場に限らず全ての災害現場において、これらの能力は重要な要素となります。住民の方から信頼していただけるような消防職員としての接遇要領や、傷病者の症状及び必要な情報を迅速に集め、医療機関等へ的確に伝える能力。想定外のトラブルが発生した場合、迅速かつ的確な対応を行い、傷病者や家族に不利益とならないような活動を受講者全員でディスカッションし、想定外を想定内にするトラブル対応訓練の方法等を指導しました。今回実施した内容は少人数でも実施可能な訓練であり、受講者は学んだ知識と技術を各所属へ持ち帰り、受講者が中心となって技術の錬磨に努めてまいります。また、救急高度化推進係員が巡回した際にも継続した指導を行い、住民の皆様の期待に応えられる活動を目指していきたいと思います。

このように当消防組合は救急業務の質の向上を目的に、一意に救急業務の遂行に邁進しています。住民の皆様には救急車の適正利用をはじめ、当消防組合の救急業務に対するご理解とご協力のほど、よろしくお願いします。

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