警防研修会(救急)を開催しました
令和3年12月10日(金)に、令和3年度第1回警防研修会を開催しました。
この研修会では、救急業務の質向上を目的として、島根大学医学部附属病院高度外傷センターの下条芳秀医師、済生会江津総合病院の野村肇医師をお招きし、実際の救急現場を想定したシミュレーション形式での訓練及び活動検討会を行いました。
【開会式】
訓練は当消防組合管内の救急隊8隊(江津・川本・邑智・大和・羽須美・瑞穂・石見・桜江)が参加し、心肺停止に至る病態、交通事故など重症外傷症例をテーマとし会場を2つに分け、ブラインド方式で行いました。参加した救急隊は、日頃の訓練の成果を十分に発揮していました。
【急病想定会場 想定付与】 瑞穂救急隊
指導救命士から想定内容を伝えられた後、実際の出動と同様に現場活動を行いました。
【急病 想定訓練1 窒息】 川本救急隊
【急病 想定訓練2 食物によるアナフィラキシーショック】 桜江救急隊
【急病想定 事案検証】 大和救急隊
活動検討会では、指導救命士によるフィードバックに加え、専門的知識を有する医師から指導を受けることで、より高い知識を身につけることができ、救急隊全体のレベルアップを図ることができました。
【外傷想定会場 想定付与】 石見救急隊
【外傷想定訓練1 血気胸】 江津救急隊
【外傷想定訓練2 骨盤骨折】 邑智救急隊
【外傷想定 事案検証】 羽須美救急隊
当消防組合では、このような取り組みを積極的に行い、救急業務の質向上に努めております。住民の皆様におかれましては、当消防組合の救急業務にご理解、ご協力いただきますようお願い申し上げます。