救急救命士処置拡大2行為実技評価を行いました
心肺機能停止前の重度傷病者に対する静脈路確保及び輸液、血糖測定並びに低血糖発作症例へのブドウ糖溶液の投与(通称:処置拡大2行為)を現場で行うことを目的に、当消防組合所属の救急救命士2名に対し、警防課救急高度化推進係の指導救命士が実技評価を行いました。
この救急救命士2名は、当消防組合へ採用される前に大学や専門学校等の教育機関で救急救命士の受験資格を取得しており、その後の国家試験において救急救命士の資格を取得した職員です。
【想定1】 アナフィラキシーショック症例
(現場活動)
(救急車内での活動)
(指導救命士の評価)
【想定2】 低血糖症例
(現場活動)
(救急車内での活動)
(指導救命士の評価)
被評価者は、これらのシミュレーションをブラインド方式で行い、現場同様の緊張感の中、的確な観察や処置を実施しました。今後、この2名は新たな認定を持ち、救急現場において適切な救急業務を遂行してまいります。
このように当消防組合は救急業務の質の向上を目的に、様々な取り組みを行っております。住民の皆様には救急車の適正利用をはじめ、当消防組合の救急業務に対するご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。