スプレー缶が原因の火災に注意してください!
スプレー缶、暖房機器の取り扱いについて
日常頻繁に使用されている殺虫剤、ヘアケア製品などのスプレー缶には可燃性
ガスが含まれているのをご存知でしょうか。
ガスコンロや石油ファンヒーターなどの火気の近くでスプレー缶を使用する
と引火して火災になる恐れがあります。
これから暖房機器を多く使う季節になります。スプレー缶の使用方法とあわせ
て、暖房機器の取り扱いについてもご注意ください。
火災事例
1 使用中の石油ファンヒーターの前にスプレー缶を置いていたため、温風に
より内圧が上がり破裂、スプレー缶内部の可燃性ガスが噴出し、石油ファン
ヒーターの火に引火した。
2 台所でスプレー缶のガス抜き作業をした直後、給湯器を使用したところ
点火プラグの火種に残留ガスが引火した。
3 使用中の石油ストーブ付近で、スプレー缶(殺虫剤)を噴出したところ、
噴出中の殺虫剤がストーブの火に引火し、火炎放射状態となった火が付近の
襖に着火し、火災となった。
スプレー缶での火災事故防止(注意事項)
スプレー缶には火気と温度に関する注意事項が記載されています。
この注意事項は、目立つ表示で記載されていますので、確認をしてください。
正しい使い方「火気のないところで使用する」「高温となる状態にしない」
がスプレー缶による火災事故防止の最重要点です。
スプレー缶破裂映像
視聴はこちらをクリック☟
https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/poster/sonota/03110201.html
※資料 ~ 独立行政法人製品評価技術基盤機構 製品安全センター