救急救命士薬剤投与実技試験を実施しました
令和5年3月16日(木)に救急救命士1名の薬剤投与実技試験を実施しました。この試験に及第した後、島根県MC(MC:メディカルコントロール)の認定を受けると、医師の具体的指示下において心肺停止状態の傷病者に薬剤を投与することが可能となります。
この処置は、自己心拍再開を促す一方、技術や知識が不足すると合併症を引き起こす可能性があります。薬剤投与の適応と確実な手技が行われるかについて、浜田・江津地区MC医師である済生会江津総合病院外科部長野村医師に評価をいただきました。
試験では、当消防組合警防課の指導救命士が想定を与え、現場さながらの訓練を行いました。
【試験風景】
【試験官による講評】
受験者は本薬剤投与実技試験で合格の評価を受けたため、今後、実際の救急現場において処置を行い、救命率の向上に向け取り組んでいきます。
このように当消防組合は救急業務の質の向上を目的に、様々な取り組みを行っております。住民の皆様には救急車の適正利用をはじめ、当消防組合の救急業務に対するご理解とご協力のほど、よろしくお願いします。